毎日出会う、特別な「ありがとう」
風邪や感染症で保育園に行けないお子さんのご自宅に訪問し、1対1でお子さんを保育します。絵本やぬりえ、折り紙などお子さんの体調に合わせて楽しい時間を一緒に過ごします。
「こどもが熱を出した、でも今日はどうしても仕事を休めない…」
そんな親御さんのピンチにかけつけるお仕事です。
病気のケアを学べることはもちろん、いろんな親子の生活の一部に関わり、親御さんからの「ありがとう」や、お子さんからの「また来てね!」という言葉がやりがいに感じられるお仕事です。
1DAY 1日の流れ
保育前日20〜21時 または 当日7〜8時
依頼内容の確認
前日の夜もしくは当日の朝に、訪問するご家庭の情報が届きます。病状や予約内容をもとに1日の保育計画を立てます。親御さんには保育開始までに保育に必要なお薬や保険証、お着替えやお食事などをご準備いただきます。
9:00
訪問
保育開始時間に間に合うように利用者のご自宅へ訪問し、お仕事スタート。
「親御さん記入票」を元に、お子さんの病気発症から現在までの様子を聞き取ります。
10:00
親御さんが出勤、1対1の保育スタート
緊張で涙から始まるお子さんもいれば、ウェルカムで早く遊びたい!と受け入れてくれるお子さんもいます。お子さんのペースを尊重し、スタッフも焦らずゆっくりと関係を構築していきます。
12:00
お昼ごはん
すっかり慣れて、たくさん遊んだ後はお昼ご飯です。
親御さんからお預かりした食事を間違いのないよう出します。病気のお子さんはいつもより食欲が少なかったり、お粥やうどんなどのどごしの良いものが推奨されたりするので、朝のお預かり時から何を食べる予定なのか、他にお預かりできそうな食べ物(お菓子やアイスだと食べられるお子さんも多いです)はないか聞いたりすることもポイントになります。13:00
入眠
お腹が満たされたら、お昼寝の時間です。
病気で体力が消耗され、午前中も寝て午後も寝るというお子さんもいれば、回復期で元気が戻ってきて、「遊びたい!寝たくない!」というお子さんもいます。寝ることは回復に繋がる大きな要因なので、いつもより長めにたっぷり入眠の時間を取ったり、回復期こそ病気を乗り越えてきた体に実は疲れが溜まっていたりするので、体に横にして休めるような時間の確保は大切にしています。15:00
おやつ
特に食欲が少なくなっているお子さんだと、おやつを嬉しそうに食べてくれる姿を見ると安心します。
16:00
あそび
完全に緊張がほどけ、午前中には見られなかった一面を見せてくれるようになるお子さんもいます。
17:30
親御さん帰宅
親御さんが帰宅すると、「帰ってきた!」とお子さんもにっこり笑顔、安心の表情になります。
一日の症状の変化や様子を丁寧に親御さんへお伝えし、1日の保育が終了です。無事に終えられてほっとする瞬間です。