
増子 邦行
2019年中途入社。ACEサバイバーで中学は不登校でした。定時制高校に通いながら重訪ヘルパーをしており、当事者の皆さんから人間愛とレジリエンスを学びました。その後、相談支援員となり、初担当が医療的ケア児の家族支援でした。
なぜフローレンスに来たのですか?

高校を卒業して、重度訪問介護のヘルパーとして働いていた頃、同僚がパワハラや長時間労働により精神疾患を発症して、過労死相談センターの法務相談に行き、ともに退職した経験があります。
その後、ご縁のあった小児科クリニックに転職し、訪問診療の往診介助や重心通所の児童指導員で働きながら、在宅ターミナル期のこどもたちの訪問療育活動を担当していました。
外出が難しいこどもたちに、訪問型の児童発達支援を届けたい気持ちが強くなりフローレンス入社しました。
フローレンスではどんな仕事をしていますか?

居宅訪問型児童発達支援の児童発達支援管理責任者をしています。
保育士児発管として、保護者面談や看護師の同行訪問を通じて、こどもたちの発達支援を行っています。
所属しているケアを越える事業部は、児童発達支援管理責任者3名と看護師リーダー4名、看護師26名、事務局8名というチーム体制となっており、東京23区や横浜、川崎、仙台の約100家庭(医療的ケア児、重症心身障がい等)に訪問支援を届けています。
フローレンスでの「やりがい」は何ですか?

こどもとご家族の人生に寄り添い、かけがえのない時間を共有できること、そしてお子さん一人一人の成長とご家族の笑顔を間近で見守れることに大きなやりがいを感じています。
保育士資格を持つ児童発達支援管理責任者として、お子さんの成長発達とご家族への支援において、「人間愛と科学」の視点をチームに届け、共に歩むことを大切にしています。
これからの夢や目標を教えてください!

フローレンスで行う居宅訪問型児童発達支援を、こどもたちが安心して成長できる「トキワ荘」のように全国へ広げていくことがわたしの夢です。
医療的ケアや重症心身障がいのあるお子さんとご家族が、どこにいても必要な支援を受けられる社会を実現したいです。
そのために、質の高い支援モデルを確立し、仲間と共に地域社会への理解を深めながら、一歩ずつ前進していきたいです。