平田葉子
前職はNICUで勤務。生後すぐの赤ちゃんから年単位で入院が必要なこどもたちと、急性期から慢性期まで幅広い疾患を担当。2020年にフローレンスへ入社。
なぜフローレンスに来たのですか?
NICUに勤務していた時にたくさんの赤ちゃんと関わってきました。しかしNICUから退院したり他の病棟へ転棟した赤ちゃんたちとは再び会える機会がなかなかなく、その後どんな生活を送ってるか、またどのように成長していくのかを知りたいとずっと思っていました。そのような中、フローレンスのナンシーでは退院後のこどもを継続的にケアできると知り、転職を決意しました。
フローレンスではどんな仕事をしていますか?
医療的ケアシッター ナンシーの看護師として、幅広い年齢のこどもたちのご自宅へ訪問をしています。必要な医療的ケアや体調管理をしながら、こどもたちと看護師が互いに楽しいと思える時間を一緒に過ごしています。また、リーダーとしてチーム作りや育成などを行なっています。
フローレンスでの「やりがい」は何ですか?
じっくりとこどもたちと向き合い、こどもたちの成長や新たな発見をご家族と共感し合えることです。また、ご家族とお話をする中で日々の困りごとやライフステージの変化に伴う課題感などをキャッチし、職種の垣根を越えてナンシーに関わるスタッフみんなで「できることはないか」と考える姿勢であり続けられることです。
これからの夢や目標を教えてください!
「医療的ケア児支援法」(※)が施行されてから、少しずつ世の中は変わってきています。ナンシーを利用しているこどもたちやご家族の日々の暮らしにも変化はみられていますが、まだ課題はあります。その課題を1番近くでキャッチできるのがわたしたち支援者だと思っているので、その課題を伝え続けたいです。
(※)医療的ケア児支援法とは:
「医療的ケア児」を法律上できちんと定義し、国や地方自治体が医療的ケア児の支援を行う責務を負うことを日本で初めて明文化した法律です。