今回の話し手は……

あや先生
0~2歳児をお預かりする小規模認可保育園「おうち保育園」の保育士
「わたしとシチズンシップ保育」とは?
フローレンスの保育園では、こどもたち一人一人の意見を尊重し、自分のため、誰かのため、自ら考え行動する力を育むシチズンシップ保育を実践しています。
そんなシチズンシップ保育の事例をお届けする連載企画「わたしとシチズンシップ保育」
保育者が日々の保育の中で感じたシチズンシップなエピソードをぜひご覧ください!

夏の日のエピソードです。暑さから戸外に出られない日が続いていました。
こどもたちと話しているときに「外に行けたら何して遊びたい」か、話題になりました。そして、それぞれやりたいことの意見の違いはありますが、砂場をしたいと話す子が多くいました。
そこで、どうにかこどもたちの「やりたい」の気持ちを満たすため、砂場って戸外でしかできないのかなと考えていると、以前、ムーンサンド(室内砂場)をやったのを思い出しました。後日、お部屋の中で砂場(ムーンサンド)を思い切り楽しみ、こどもたちも戸外に出られないもどかしさややりたい気持ちが満たされている様子でした。
砂場=戸外という固定概念を捨てることでアイデアが生まれ、こどもたちの「やりたい」の気持ちを叶えたり、楽しいと思える遊びに繋がりました。こどもたちの楽しそうな姿を見て、わたしも嬉しい気持ちになれました。
シチズンシップ保育5つの基本②「やってみたいはチャンス!」


「やってみたい」というこどもたちからの言葉から、新たな楽しみに繋がったなと思いました。「砂場は外でしかできない」というバイアスを捨てることで出てきたアイデアでした。
こどもたちが興味を持ったその時が、一番吸収できるときです。「今」をしっかりキャッチし、興味を持った時に遊び始められるよう配慮していきます。
一番吸収できるときに、こども自身の興味のもと、遊びこんでいくことで、知識・経験を得たり、納得感、達成感、満足感を味わってほしいと考えています。
何に興味を持つかもそれぞれ。お友達と同じでなくても良いのです。その子自身の興味を持つ瞬間を見逃さないように、保育者はこどもを知り、感じることが大切です。
「外に行けたら砂場で遊びたい」とこどもたちから声があがった……そんなとき、あなたならどうしますか?
「こんなときどうする?」を、フローレンスの保育園で一緒に話してみませんか?ぜひ、保育体験の「シチズンシップ体験コース」にご参加ください♪
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