対談・インタビュー

週4勤務の正社員、増えた休みの1日で何してる?

対人支援職(保育スタッフ)
    中途入社訪問型施設型病児保育みらいの保育園

週休3日制が叫ばれてから早数年、ITやWEB業界を中心に「週5日」働かなくても「正社員」という、柔軟な働き方を取り入れる企業が増えてきました。しかし保育業界においては依然、正社員であれば週5日勤務が前提となっていることが多いままとなっています。

例えば、とある求人媒体で「東京都×保育×正社員」のお仕事を探すと、3,357件表示されます。ここで、「週休3日」で求人を絞り込むと、なんと106件まで減ります。そして、これは求人の件数なので、事業者の数にするとさらに減ると考えられます(2024年11月調査)。

「週4日」かつ「正社員」の保育のお仕事

「子育てと仕事を両立したい……」
「保育の仕事は好きだけど週5日働くのはしんどい……」
「パート勤務だと収入が不安定……」

フローレンスでは、こういった声を受けてこれまで長年、病児保育スタッフ「おやこレスキュー隊員」に、「週4日勤務」かつ「正社員(月給制)」という働き方を取り入れてきました。そして2024年11月より、フローレンスの保育園(認可保育園・小規模認可保育園)でも新たに、週4勤務の正社員の募集を開始しました。

そこで、フローレンスで「週4日正社員」の働き方を選んだ保育スタッフに、この働き方を選んだ理由や、増えた休みの1日の使い方について、聞いてみました。


Aさんの場合:子育てと仕事の両立を実現

下のこどもがまだ小学生です。前職は保育所で保育士として働いていましたが、行事などで休日出勤が多かったこと、残業が多くてしっかり自分のこどもと向き合えていないことが気がかりでした。でも、保育士の仕事は大好きでつづけたい。

そんな時に、フローレンスの求人を見つけて応募しました。この働き方なら、週3日しっかりお休みがとれるので、自分のこどもに向き合うことができます。シフトの振替を利用して、学校行事などにも気兼ねなく参加できるので気に入っています。

Bさんの場合:遠方に住んでいる実親の介護中

親の介護のため、週末は遠方に帰省しています。金土日とお休みがあることで、移動の負担も軽減できますし、家事もできる。無理なく仕事も続けられています。介護だけに専念すると、色々煮詰まってしまうことも多いので、仕事が良い気分転換になっていますね。

状況が変わったら、週4から週5に勤務日数を増やせるのも、柔軟でいいなと感じています。

Cさんの場合:週1日は別の仕事を

副業でFMラジオのパーソナリティをしています。週4日は今までの子育て経験が活かせる、大好きな保育の仕事。週1日は以前から続けているコミュニティラジオのDJの仕事。わたしにとって、どちらもとても大切な仕事です。言葉で電波に乗せて伝えていくことと、こどもと接してケアしていくことは、一見全く違うようですが、通じるところも多いです。

保育の現場でこどもと接するときも、ラジオの仕事同様、こどもに思いがちゃんと伝わるように、言葉に想いを乗せて声をかけるようにしています。

Dさんの場合:保育の仕事をもっと深めたい

おやこレスキュー隊員として週5で入社し、保育士資格取得を機に、週4勤務に変更しました。週1日は自宅近隣の認可保育園で保育士として働いています。病児保育の仕事だけでなく、別の保育現場も経験することで、学ぶことがたくさんあります。

集団保育とマンツーマン保育、両方の現場を経験することで、保育の仕事に対する理解も深まっていますし、それぞれの仕事にも良い循環が生まれると思っています。

Eさんの場合:趣味の時間も大切に

時間の余裕があることで、趣味にも思い切り取り組むことができます。週5日勤務だと、毎日仕事と家事で手一杯。平日に1日ゆとりがあることで、体調を整え、気持ちもリフレッシュして、保育のお仕事に取り組んでいます。1日リセットする日があることは、長くこの仕事を続けるためにも、とても良いと思います。

週4日正社員に興味をお持ちの方へ

こうした「週4日正社員」という働き方は、保育のお仕事ではまだ少数派。

「安定した収入が必要だけど、自分の時間も大切にしたい」「無理せず、長く保育の仕事を続けたい」という方には、ピッタリの働き方です。

「フルタイムの仕事は久しぶりなので、まずは週4日から……」「こどもの手が離れたので勤務日数を増やしたい」などのご希望もOK。

1日増えた休暇を有効活用しながら、育児と仕事の両立支援に取り組むフローレンスの病児保育こどもの「やってみたい」を応援するフローレンスの保育園で働いてみませんか?

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