フローレンスの病児保育スタッフには、保育士・ベビーシッター・子育て経験がある主婦など、さまざまなキャリアを持って転職したスタッフが活躍しています。
病児保育の仕事に転職したスタッフの多くが、やりがいとして次の3つを挙げています。
- 研修制度が充実していて正社員として安心して働ける
- 50代になっても、充実した仕事を続けることができる
- 今まで以上に、利用者さんから喜びの声をいただける
実際に、保育園の保育士から転職したスタッフに、病児保育スタッフのやりがいについて詳しくインタビューしてみました。
転職する前はどんな仕事をしていましたか?
フローレンスの前は、保育園で保育士をしていました。
50代を迎え、年齢を重ねて体力的に集団保育が厳しくなってきたと感じたときに、求人広告でフローレンスを知ったのです。
病児保育自体をフローレンスで知り、駒崎代表の本を読んでみたところ、文章からありのままで気取りがなく、お金ではなく人の役に立ちたいという熱い思いがにじみ出ていて、「一緒にやっていきたい!」と思い転職を決意しました。
病児保育に転職してやりがいを感じるときは?
一番やりがいを感じるのは、マンツーマン保育だからこそ、一人のお子さんと深く接することができることです。
集団保育の現場では、慣らし保育をしてもお子さんがずーっと泣いたまま一日が終わってしまうことも多かったのですが、フローレンスの病児保育は一対一の保育なので、ひとりのお子さんとじっくり関わることができます。
病児保育の終了後に利用者さんからいただくアンケートで「もっと遊びたかった」とか「折り紙を気に入ってずっと遊んでくれていた」といった声をいただくことが一番うれしいです。かわいいお子さんに接することができて、癒されることも多いです。自分の子どもが大きくなった今、小さなお子さんを抱っこできる時間は幸せですね。
二つ目のやりがいは、病気の時でもお子さんの体調に合わせて遊びを工夫できることです。
初めてお会いするお子さんでもしっかりコミュニケーションをとり、病気の中でも楽しい時間を過ごす工夫ができます。帰りぎわにお子さんから「楽しかった」と言ってもらえるとうれしいものです。
三つ目は、研修制度がしっかりしていて、学び続けられる環境です。
正社員として働くことができ、研修制度がしっかりしていて、育ててもらっているという実感があります。単に登録して派遣されるベビーシッターの仕事などは、スタッフが定着せず離職率が高い印象があります。
しかし、フローレンスはさまざまなバックグラウンドや転職経験のあるスタッフが全員活躍できるように、研修や日々のサポートが整っています。他の保育スタッフや本部スタッフが「何かあったら支えてくれる」と思うと安心して保育ができます。
印象に残っている病児保育中のエピソードは?
お預かりしているお子さんに熱性けいれんの症状が出たときは、やはり驚きました。
しかし日々の研修で事前に学んでいたため、お子さんの様子を観察していて、「これは熱性けいれんがくるかもしれない」と予想を立てていました。
熱性けいれん自体は防ぐことができませんが、事前の研修で経験者の話や対処方法をしっかり学んでいたので、落ち着いて対応することができたと思っています。
お子さんの体調変化はマニュアル通りにはいきませんが、それでも研修で細かく、何度も繰り返し学んだり外部の研修を受けたりすることで、より安全な保育ができると感じています。
自分なりの病児保育へのこだわりは?
お子さんに会ったとき、まずはじめにお子さんのお名前を呼んで一日を始めることを心がけています。そうすると、お子さんとの距離がぐっと近くなります。
それから、やはり安全が第一ですのでテンションが上がりすぎないように、できるだけ座って遊べる工夫をします。小さなお子さんと大きなお子さんでは注意するポイントが違いますので、お子さんの成長やそれぞれの個性をよく観察して対応するようにしています。
病児保育の仕事をすることを考えている方へのメッセージ
わたしは結婚と出産を機に一度保育の仕事をやめてしまいました。でも、今は出産後も働くことが当たり前になってきていると感じます。
小さな子どもがいると、子どもが病気のときが一番困りますよね。
働いている親御さんは、何でも完璧にする方が多いと感じますが、一方で大変な状況を親御さんだけで抱え込まなくても済むような、あたたかいサポートが必要です。
フローレンスの病児保育を通じて、親御さんをあたたかくサポートをしていきたいと思います。
わたし自身、保育園に初めて自分の子どもを預けたときはすごく緊張した記憶があります。わたしたちはよりよい病児保育サービスを提供するため、研修を通じてスキルを身につけるなど日々努力を惜しみません。
病児保育のお仕事で、私達と一緒に働く親御さんのサポートをしていきましょう!