こんにちは。新卒採用担当の寺井です。
「新卒でNPO法人で働く」
みなさんどんな仕事内容を想像しますか?
実は私も2018年4月に新卒事務局スタッフとして入社した一人です!
今回は、「新卒でフローレンスで働くとは?」という点に焦点を当て、新卒で入社した1年目、2年目、3年目のスタッフにインタビューを行いました!
今回は第3弾ということで2017年4月に入社した新卒3年目の重松 千佳の仕事内容、そして実際にフローレンスで働いてみて、どう思って、何を感じているのか?という点に迫りながらお届けします!
重松 千佳
あだ名はおまつ。こどもに関する仕事に就きたく、保育士を目指して大学に入学。大学では家政学部児童学科を専攻。卒業と当時に幼稚園教諭免許・保育士資格を取得。大学時代に、保育現場実習を通し、保育現場の過酷さから自分自身が思い描いていた保育ができないのではないかと感じる。 小規模保育や障害児保育など様々な保育の現場を運営していて、保育士が長く働きやすい環境(給与改善等)づくりにも力を入れているフローレンスに憧れ応募。趣味は喫茶店巡りと旅行。
”おまつ”の仕事内容は?
病児保育事業部で約8,000人の会員登録がある利用会員さん向けに仕事をしています。
内容は、毎月の請求額確定の対応や利用会員さんからのお問い合わせ対応、入会を検討されている方に向けた病児保育のご案内なども行っています。
他にも、病児保育の予約内容と、保育スタッフ(以下「こどもレスキュー隊員」)のシフトを見ながら、どのお宅にどのこどもレスキュー隊員を派遣するかを決めるコーディネート業務も仕事の1つです。
※参考記事:マンツーマン保育を「ひとりにさせない」ためにーー訪問型病児保育を支える事務局の仕事とは
仕事のやりがいは?
実際に病児保育を利用された会員さんからのアンケートの内容で、「仕事が休めなかったため、とても助かった」「子どもも1日楽しそうに過ごしていて、保育の質の高さを実感した」などのお声を聞くと、とてもやりがいを感じます。
また、フローレンスの病児保育はシングルマザー、シングルファザー家庭を対象とした「ひとり親支援プラン」という、寄付を原資に低価格で通常のプラン(ベーシックプラン)と全く同じ病児保育サービスが受けられるプランがあります。
ご夫婦が交代で看護休暇などをやりくりできる共働き世帯に比べ、シングルマザー、シングルファザーといったひとり親家庭にとって「子どもが病気になった時」は死活問題です。
また、共働き世帯よりも月会費や保育料の負担感が重いのも、ひとり親家庭です。
株式会社であれば、利益がでない事業は行えないと思います。
本当に必要な人に必要なサービスを届けられるのはNPOだからこそできることであり、「本当に助かった」という親御さんの声をいただくたびに、この仕事へのやりがいを強く感じます。
1年目、2年目、3年目と、業務量などはどのように変化しましたか?
1年目は、右も左もわからないので、社会人として基礎を学んだり・フローレンスの行っている事業を理解すること、病児保育事業部で任された仕事を1つずつ確実にこなしていくことで精一杯でした。
2年目、3年目になり、これまで1つずつこなしていった業務と業務が結びついていくのを体感できるようになり、病児保育事業部が行っている事業の全体像が見えるようになってきました。
新たに始めようとするサービスやイベント企画などには積極的に手をあげてプロジェクトなどに加わっています。
最近では、フローレンスの病児保育を利用したいと入会はしたけれども、ベビーシッター利用に抵抗感があるご家庭に向けた「お試し保育」を企画しました。
ベビーシッター利用が初めてのご家庭にとって、他人が家に入ることに躊躇したり、大切なお子さんを1日預けることに抵抗感を持つことは当然だと思います。
「お試し保育」を通して、業界最多の実績を誇るフローレンスの病児保育を実際に体験してもらい、その後の利用促進にも繋がった結果が見えた時、とてもやりがいを感じました!
3年目で新卒OJT担当(育成)に任命!
「まさか、自分の下に後輩が!」「私が何を教えられのかな?」という不安は、当初ありました。
私が新卒1年目のときに先輩から教えてもらったこと、1年目のときに知っておきたかったこと・疑問に思ったことを思い出しつつ、新卒で入社したからこそ出来る私なりのOJT(On-the-Job Training)があると思い、進めていきました。
1年間のOJT担当を通じて、私自身「実は分かっていなかったこと」の気付きがあったことで改めて業務理解が進んだり、後輩に引き継ぎを行うため業務整理をしている中で「この業務本当に必要なのか?」と業務改善にも活かせました。OJT担当を通じ、私にとっても大きな成長の機会となりました。
周りの先輩たちのフォローや人間関係はどうですか?
フローレンスでは子育て経験者が多いので、お母さん・お父さん的存在のスタッフが多いです。
「毎日ご飯食べてる?」と声をかけてもらったり、夕食のレパートリーの相談に乗ってもらったりしています!
現場の保育スタッフさんともプライベートでご飯に行くことも多いです。
様々な経歴やバックグラウンドがあるスタッフが多いので、フローレンスの人たちと話をするのは楽しくて刺激的な時間でもあります!
”おまつ”にとってフローレンスとは?
解決したい課題が明確で、仕事の結果が見えやすい団体だと思います。
フローレンスはスピード感があり、今、社会で起こっている社会問題にすぐに対応して、救われている親子がいることが目に見えるというのは本当にやりがいにつながります。
フローレンスWAY(フローレンススタッフの行動指針)の1つに「アイデア相撲を取れ!」というものがあります。
これは、より良い成果のためにアイデアや意見のぶつかり合いは積極的に行っていこう、人と人の対立ではなく意見と意見をぶつけよう、というものです。こういった行動指針を持っているフローレンスでは、新卒の私の意見であっても1つの大事な意見として受け入れてくれます。
そういった環境が整っているのはフローレンスならではと思っています。
フローレンスへ興味ある学生に一言お願いします。
私は、フローレンスに入社して、様々な業務を担当させてもらいました。フローレンスは手を上げればやりたいことに挑戦ができ、自分の成長を実感できる組織です!
熱い想いを持ちつつ、ワークライフバランスを考えて、自分らしい働き方を実現されている先輩の姿を見て、「新卒でフローレンスで働く」ということのイメージができたなら嬉しいです。
そんなやりがいや働きがいのあるフローレンスで、わたしたちと一緒に社会を変えるお仕事をしませんか?