対談・インタビュー

フローレンスの保育園 スタッフみんなで座談会

対人支援職(保育スタッフ)
    中途入社みらいの保育園

今回はおうち保育園のスタッフのみなさんに、園の様子について聞きたいと思います。
(※本座談会は2018年に行ったものです。)

ご参加いただいたみなさん

言葉かけを大事に。自然と声があがる雰囲気ができています!

おうち保育園は少ないスタッフで運営していますが、スムーズに園運営する上でのコツはありますか?

ゆみこ先生

言葉かけだと思います。何気なく言ったことを、みんながひろって返してくれる。会話の多さですね。

なつこ先生

気軽に声がかけられる環境・雰囲気でないと「マニュアルに書いてあるじゃん」「ルールで決まっているよね」となっちゃう。でも、そうするとうまくいきません。おうち保育園の場合は、声かけがあるし、声をかけやすい雰囲気があるから、助けあいができると思います。みんなで臨機応変にやっています。

お散歩で園児全員と「手をつないで歩いてあげられる!」がおうち保育園らしさ、自慢です!

おうち保育園の「自慢」や「らしさ」って何ですか?

一同

(口々に「自慢~??」「なんだろうね」とワイワイ)

ももこ先生

この園は、環境が良い!近くに公園がたくさんあり、毎日違うところに散歩に行ってもまだお釣りが出ます(笑)子どもの様子に合わせて公園での活動も変えることもできるし、夕方川辺を歩いて色々なものに触れることができる。雨の日には近くに児童館があって行けるしね。

一同

今週もお散歩の行き先が全部バラバラだったよね~。

ゆみこ先生

色々なところへお散歩に行きますね。少し歩いて大きい公園に行ったり、途中で消防車を見たり、様々な経験ができることは子どもにとっても良いことだと思います。

ももこ先生

それから、散歩中に子どもが立ち止まってもスタッフ同士で連携して対応できるのもいいですね。子どもが立ち止まって、石を拾ったり、葉っぱを見るのをみんなで見守れるのは嬉しいです。

なつこ先生

散歩に行ける職員数の多さは他の保育園さんとは違う小規模ならではですね。歩く園児とは全員と「手をつないで歩いてあげることができる」のが良いところだと思います!

行事担当は立候補制!やりたいことだから全力投球、周りのサポートもバッチリ。

行事担当の割り振りはどうやって決めていますか?

なつこ先生

一応、立候補制です。年度の初めにやりたい行事があるかを聞いてどんな行事を誰が担当するのかを割り振ります。「でもこれ、私がやりたかったのにー」と揉めることもそんなにありません。 「やりたくない」という声は聞いたことがないですね。

さちこ先生

おうち保育園は行事も少ないので一つひとつの行事に対して全力で丁寧に取り組めますね。

一同

立候補制だし、私たち自身もやりたいことをやっているから楽しいよね。

ひとみ先生

立候補できるのもいいけど、実際にやるのは(担当の)自分だけではなく、他の先生方が助けて手伝ってくれます。クリスマスのときも飾りまで頭が回らなかったんですけど当日先生方が助けてくれたのです。「ちょっと手が回らないから助けて」とお願いもしやすいです。

みんなで保育。1人で保育している感じじゃないのがおうち保育園スタイル!

転職前の職場とおうち保育園の違いやおうち保育園ならではと感じたことを教えて下さい。

ももこ先生

私はいわゆる潜在保育士だったのですが、そこから復帰しました。保育士の給与が低いとか仕事の負担が大きいとか言われている中で、子どもの人数が多い園で保育するのは大変かなという点が気になり、復帰できなかったんです。

でも、おうち保育園に入ってみて「少人数ならでは」のチームワークの良さがわかったんです。
みんなそれぞれ担任を持っているけれど、他の先生の意見をたくさん聞くことができて、みんなで保育をしている感じが強いので、思っていた以上に仕事の負担や疲れがないんです。むしろすごく楽しい!

出勤時、「今日は園でどんな楽しいことがあるかな?」と思ってワクワクするし、子どもたちだけではなく、先生たちとも関わることが楽しくて、復帰してよかったとすごく思います。

一同

(笑い声、陽気な歓声が)

ももこ先生

またこうやって園の先生たちが社歴に関係なく接してくれてウェルカムな雰囲気なのが嬉しいです。

なつこ先生

(ももこ先生は)潜在保育士として埋もれているのがもったいないよねー。

ももこ先生

入社した頃は当時存在したシフトスタッフという役割で半年間勤務していたのですが(※)、私のようにブランクがあるのに、受け入れてもらったんだーと嬉しく感じました。(こういう経験の人でも)働ける環境があるのがすごい嬉しいし、おうち保育園は、1人で保育している感じじゃない雰囲気があります!

※自分の空いた時間に常勤スタッフの休日の代替として複数園で勤務するシフト制スタッフ

毎日の小さなできごとがみんなで一緒に喜べる!

1人で保育している感じじゃない雰囲気ってどういうことですか?

にな先生

常にスタッフみんな一緒にいて子どもたちを見ているということです。
例えば0歳児クラスの子どもが「いま初めて歩けた!」と担任が言うと、他のスタッフも一斉に見ることができる。すぐ「ぱっ」と言えば他の先生たちにも伝わるんです。同じタイミングで見ているのでその場で「すごいね」「できたね」と共感できます。そういうのが小規模の良さなんだなと思います。

ゆみこ先生

今日もちょうど赤ちゃんが笑って遊んでいる時に「今の可愛いから見てみて」とみんなで囲んで思わず写真を撮ったりしたんです。

子どもの可愛い瞬間、嬉しい瞬間をみんなで見ることができて一体感があるということですか?

ももこ先生

はい、小さいことでも喜べる。立っただけ、走っただけでも可愛いと思えるんです。 それが日常的な会話から出てきて、保育についてのカッチリした情報共有の場だけではなく、日常生活の中で何気なく共有しあえています。

さちこ先生

すぐ間近にみんながいるから、ちょっとしたことなんですが親目線というか、保護者目線でみんなで喜べるんです。だから私も保育をしていてすごく楽しいし、喜びが倍になります。

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