以前、みんなでさつまいも掘りで採ったお芋を、火をおこして焼き芋にしたときのお話です。その流れで子どもたちから、「フルーツを焼いてみたい!」という声が挙がったんです。

私を含め大人たちは「フルーツを焼くの!?!?」と、正直驚きを隠せなかったのですが、子どもたちが「やりたい!」というのであればと、子どもたちと話し合って焼きたいフルーツを決め、ベイクドフルーツ大会をしました。

焼くことになったフルーツは、パイナップル・オレンジ・バナナという異色なものでしたが……。
結果、どれもおいしかったので新たな発見になりました。子どもたちから日々でてくる疑問やアイデアは、目を丸くするような驚きと発見ばかりです。大人である自分が固定概念に捉われすぎているなと、ハッとさせられることもあります。

日々、子どもたちに対して、どのような会話や言葉かけ、仕掛けをすれば興味を引き出せるのか、保育士とともに試行錯誤するところも保育のおもしろさだと感じています。