対談・インタビュー

入社後、保育士資格を取得!スキルアップへの挑戦!

対人支援職(保育スタッフ)
    中途入社病児保育

フローレンスの病児保育は、保育士や認定ベビーシッターの資格がなくても「子育て経験7年以上」あるいは「保育・学童保育の実務経験が1年以上」あればご応募いただけるお仕事です。

今回は施設型の病児保育室で保育の実務経験を積み、入社後に保育士資格を取得した鈴木のインタビューをご紹介します。

保育の仕事を志したきっかけや、これまでのご経歴を教えてください。

鈴木

幼稚園の先生のことが大好きだったのと、母が自宅でベビーシッターをしているのを見ていたので、幼い頃から保育の仕事には興味や憧れがありました。

専門学校を卒業してからは、しばらく保育とは全く別の仕事をしていましたが、「やっぱり私がやりたい仕事は保育だな!」と思い直し、ベビーシッターのアルバイトを始めました。

ベビーシッターの仕事を通して、「子どもたちの成長の過程を見たいな、連続的な成長に寄り添いたいな」と思うようになり、保育士資格がなくてもできる学童や幼稚園で保育の経験を積みました。

その後、クリニックに隣接する病児保育室に12年間ほど勤務し、2018年にフローレンスに入社しました。

病児保育のご経験があったのですね!フローレンス入社の決め手は何でしたか?

鈴木

前職のクリニックで、フローレンスの病児保育で働いている方と接する機会があり、その先輩からお誘いを受けたことがきっかけです。

正直、当時は保育士資格を持っておらず、マンツーマンの病児保育への不安が大きかったですが、その先輩から保育に関する知識やアドバイスをたくさんいただき、少しずつ保育に自信がつき、また自身の子育てが落ち着いてきたのもあり、転職を決めました。

前職の施設型病児保育とフローレンスの訪問型病児保育ではギャップを感じることはありますか?

鈴木

マンツーマンの病児保育には不安を感じていましたが、「一人だけど一人じゃない!」という点です。一人で責任を負うというイメージがあったので、良い意味でのギャップですね!

クリニックでは、すぐ近くに医師や看護師がいるので、例えばお子さんがけいれんをおこしたりしたら、すぐに指示を仰ぐことができましたが、フローレンスの病児保育は一対一なので、責任が重大すぎると感じていました。

保育の実務経験があるといっても、その時は保育士資格も持っていなかったので、「もし何かあったら・・・」と考えると、とても不安でした。

実際は、何か困ったことがあれば事務局に電話して相談することもできますし、巡回に来てくれることもあります。

違う場所にいるのに事務局のスタッフと一緒に保育をしているような、こんな保育の形があるのだ、と感じました!

鈴木

また、研修が充実していることにも驚きました。

ひとり立ちするまでに、こんなに細かく丁寧に研修を組み立ててやってるんだなと。

覚えることはたくさんあり、大変なこともありましたが、前職から接点のあった先輩に話を聞いてもらったり、入社後もその先輩にはたくさん支えてもらいました。

研修は入社直後だけではなく定期的に開催されており、病気や保育に関することはもちろん、コミュニケーションについてなど、さまざまな研修があるので、社会人としての知識も改めて学ぶことができたような気がします!

マンツーマンの保育であっても、スタッフ同士の横のつながりもあるので「一人ぼっちで不安……」という気持ちはだんだん解消されていきましたね。

フローレンスに入社されてから保育士資格を取得されたのですよね?

鈴木

最初は「早くこの仕事に慣れなきゃいけない!」と思っていたので、保育士資格を取ることは、正直頭にありませんでした。

前職の時にも保育士資格が欲しくて何度か受験していたのですが、出産と重なったり、仕事と子育ての両立に忙しく勉強にまで手が回らなくなって、諦めてしまっていたんです。

フローレンスに入社して、病児保育室フローレンス豊洲の立ち上げにも関わる機会があったのですが、先輩スタッフの保育に対するプロ意識の高さと細やかさに日々触発され、背中を押してもらい、働きながら保育士資格の勉強をしました。

勉強については、勤務日の休憩時間や往復の移動時間など、限られた時間の中で集中して取り組み、なんとか1発合格することができました。

すごく努力されたんですね!保育士資格が取れて変わったことや心境の変化はありますか?

鈴木

やはり保育の基礎から学んだことで、「今日はこの月齢のお子さんだからこれで遊ぼう」とか「この反応が返ってきたから次はこうしてみよう!」とか、知識と技術に基づいた保育を提供できるようになったと思います。

フローレンスでは、「あなたはどう思うか」「あなたはどうしたいのか」と意見を求められる機会が多いのですが、保育士資格を取得して自信がついたからこそ、はっきりと自分の意見を伝えられるようになりましたし、フィードバックし合いながら切磋琢磨できています。

今後のステップアップとしても、フローレンスの病児保育にはバッジ制度(※)という制度があるので、積極的に取り組んでいきたいと考えています!

将来的にはバッジを取って、後輩の育成や既往歴のあるお子さんの保育など、チャレンジしたいことは今でもたくさんあります!

※スキルや経験に応じて、新人育成や既往歴のあるお子さんの保育を担当できるようになる、フローレンスの病児保育独自の認定制度です。

鈴木

また、フローレンスには病児保育以外にも保育士資格を活かせる場所がたくさんあります。

まだ勤務経験のない保育園でも、子育てが落ち着いたらいつか働いてみたいと思っていますし、常に向上心を持つことができるようになったのも、保育士資格を取得できたからこその変化です!

病児保育の仕事を目指す方へ一言お願いします

鈴木

マンツーマンの病児保育のお仕事は、プレッシャーや責任を感じて当たり前だと思います。不安を感じるということは保育に対してすごく真摯に向き合っている証拠だと思います。

フローレンスには、さまざまなバックグラウンドをもった幅広い年齢層のスタッフがいますが、私もフローレンスでいろんな人と出会い、様々な視点に触れ、自分の持つ知識や保育観以上のことをたくさんもらって学びが積み上がってきました。

その結果、「保育って本当にいろんな形があるんだなぁ」と実感し、吸収したことをまた保育に還元できる病児保育の仕事に、楽しさと幸せを感じています!

ですので、関わってくださる全ての人に感謝をお伝えしたいですし、とてもやりがいのある仕事だと心から思っています。

興味のある方はぜひチャレンジしてほしいです!

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