「こどもが体調不良で保育園に登園できない。でも明日は仕事を休めない……」
そんな親御さんのSOSに応えるのが、訪問型病児保育です。体調不良で保育園に行けないお子さんをご自宅でお預かりし、1対1で保育を行います。
体調がすぐれないお子さんの気持ちに寄り添い、その1日を少しでも楽しく過ごせるように工夫をしながら、親御さんが安心して子育てと仕事を両立できるようにサポートするお仕事です。
わたしたちは、保育スタッフがお子さんのご自宅へ向かうことを「かけつけ」と呼んでいます。毎日違うご家庭へ向かう「かけつけ」は正直、楽なことばかりではありません。無事にかけつけられると、その日の保育が気持ちよくスタートできますし、時間通りに到着することは、とても大切なミッションです。
しかし、そんなちょっぴり大変(!?)な「かけつけ」を、楽しみややりがいに変えているスタッフもいます。そこで今回は「かけつけの達人」と題して、一期一会であちこちに向かうこのお仕事だからこその楽しみ方を、現役保育スタッフに聞いてみました!
「かけつけ」はお散歩!?

親御さんからバスでの行き方を案内されていても、バスではなく歩いて行く日もあります。その方が気持ちがいいし、いい感じにテンションが上がって保育を始められます。

「かけつけ」は通勤でなく、日帰り旅行!今日も知らない場所に来れた〜。わたしにとって、毎回スリル満点の日帰り旅行です。

スマホゲームで花を植えながら歩く。駅から距離があるお宅でも歩くのが苦にならなくなりました。

体力に余裕がある時は、意識してお散歩気分で帰ります。街並みや海、植物などを見ること、歩くことが好きなので楽しいです。
むしろ観光!?

都心に行く際はウキウキします。東京に越してきて20年は経ちますが、いつもテレビで見る場所を通ると、つい写真を撮ってしまいます!
コレクターのみなさん

入社当初から「降りつぶし」というアプリを使っていて、今までに乗降車した駅を全て記録しています。駅名の看板も必ず撮っています。このアプリのおかげでラッキー!行った駅が増えた!と思えます。

Googleマップで毎回受診に行った病院にピンを立てる。「2年半でこんなに沢山の場所に行ったんだなぁ、この病院知ってるなぁ」と感慨深くなります。
気になるお店開拓シリーズ

Googleマップで気になるお店をブックマークしておき、その近くのご家庭の保育担当になったらラッキー!と思っています。

地元にスタバがないので、保育終了後時間に余裕があるときに行くようにしています。

テレビで紹介されたお店をメモしておいて、近くの保育を担当することになった時に寄ってみる(パン屋、ケーキ屋、お惣菜屋さん等)。

おいしそうなお店がないか見つけて、帰りに寄る。エキナカがあるとテンション上がる。

食べログに保存してる気になるお店が通り道などにあると「あ、ここか!」と見つけて嬉しくなる。
万全の保育に備えて

朝かけつけ途中、神社仏閣を見つけたらお参りする。「今日この近くで〇〇さんの保育をします〇〇です。安全に過ごせますようお守りください」とお願いできた日はトラブルなく終わる(お参りできるくらい余裕を持ってかけつけているからだとは思う。いつも早めに行くので)。朝早くの神社は清々しくとても気持ちがいい。

保育が始まる時間帯によるが、朝ご飯を食べる時間を決めて駅でおにぎりを食べたりする事もある。時間をだいたい固定して朝食を食べるようにしたら体調もいい。

訪問先の近くに公園やイートインのあるコンビニ、ファストフード、などがあるか確認して、ひと息ついてから向かう。
あなたも「かけつけの達人」になってみませんか?
フローレンスの病児保育では、保育スタッフを募集しています。 「子どもが病気で保育園に登園できない、でも明日は仕事を休めない…」 そんなときにご自宅へかけつけ、お子さんの体調に寄り添いながら、少しでも「楽しかった!」と思える1日に変える、やりがいの大きなお仕事です。
親御さんが安心して子育てと仕事の両立ができるよう、一緒に応援してみませんか?
毎日が「一期一会」の「かけつけ」は大変な面もありますが、裏を返せば、毎日が新しい発見のチャンスでもあります。記事で紹介した楽しみ方以外にも、きっとあなたらしい「かけつけ」の楽しみ方が見つかるはずです。
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