こんにちは。採用担当の景山です。
今回は、普段はなかなか外から見ることができない、フローレンスの医療的ケアシッター ナンシーで定期的に行われている定例ミーティングに参加しました。ナンシーの看護師は、基本的に直行直帰で勤務します。ご家庭を訪問しこどもと一対一で関わりながら、医療的ケアや日常生活のサポートを行います。
一方でこうした働き方のなか、スタッフ同士が日頃どのようにコミュニケーションを取り、情報を共有しているのかも気になるところです。今回定例ミーティングに参加したので、その様子をレポートします!
定例ミーティングの流れ
ナンシーでは、スタッフ同士の情報共有や仕事の進め方の確認のため、定期的にミーティングを行っています。普段はそれぞれの訪問先で仕事をしている看護師にとって、事業部全体の様子や仲間の取り組みを知る貴重な機会です。
定例ミーティングは前半と後半の2部構成。
前半はナンシーのスタッフ全員がオンラインで集まり、事業状況の振り返りや、直近の動きについて報告し合います。
ナンシーのスタッフは、西東京・東東京・横浜の3つのエリアに分かれたチームに配属され、それぞれ訪問を行っています。
後半はこうした日々の活動を踏まえ、チームごとに分かれて具体的なケースの共有や相談について話し合います。
普段はチームごとにオフィスや外部会議室へ集まり、対面でのコミュニケーションを大切にしているのですが、天候や状況に応じて在宅からオンラインで集まることもあります。この日は台風の影響もあり、多くのスタッフがオンラインで参加しました。

それでは、定例ミーティングスタート!
この日の定例ミーティングのアジェンダは4つです!
- 2025年度上期の振り返り
- 社員アンケートの結果共有
- 災害時の行動フローの確認
- 各チームミーティング
数字も思いもオープンに共有。2025年度上期の振り返り
前半の時間は、半年間の活動の振り返りからスタート。マネージャーは数字を交えながら、事業部の状況やスタッフの取り組みを丁寧に共有しました。自分たちの工夫がどのように成果につながったのかを共有することに加えて、上期の動きが今期の活動にどのように影響しているかも伝えられました。
さらに、この場では数字だけでなく「なぜこの取り組みを大切にしているのか」といった思いも率直に語られていました。

マネージャーが数字を交えて取り組みの成果や背景を丁寧に説明しているのを見て、スタッフ一人一人の努力が事業全体にどう結びついているのか、わたしから見てもよく伝わってきました。
ただ結果だけを示すのではなく、なぜ大切にしているのかという思いも一緒に語られていたので、仕事の意味やチームとしての方向性が自然にイメージできる場だったと思います。
働きがいのある会社アンケートで見えたリアルな声
続いて、働きがいのある会社アンケートの結果が紹介されました。このアンケートは年に一度、組織への信頼感や給与、人間関係などをスコア化し計測していくものです。スタッフの働きがいが分かる一つの指標として、フローレンス全体として大切に取り組んでいます。
アンケートの結果では、前年のデータを踏まえて意識的に改善してきた項目でスコアが向上していることが確認されました。一方で、振るわなかった項目についても全員で共有し、改善についての対応策を話し合う場が設けられていました。

今回のアンケートでは、ナンシーが目指すチームづくりが着実に進んでいることが結果として見えました。
前年の結果を踏まえて意識的に取り組んできた項目が改善されているのを見て、メンバー全員で喜びを分かち合う瞬間も!
そして、スコアが振るわなかった項目についても、隠すことなく皆で共有し、率直な意見が交わされていたのが印象的でした。
一人一人がナンシーというチームの未来を自分事として捉え、「より良いチームを自分たちの手でつくっていくんだ」という強い意志が垣間見えました。
もしもの時も安心。災害時の行動フロー
訪問先で災害が起きた場合の行動フローについて、スタッフ全員で更新されたマニュアルの内容を読み合わせました。
読み合わせでは、地震などの想定ケースに対して、どのように判断し、どの順序で行動すべきかがひとつずつ確認されていき、スタッフは実際の現場をイメージしながら内容を理解していました。
こうして全員でフローを確認することで、マニュアルの細かい手順や判断基準が共有され、訪問先やスタッフの安全確保につながる準備が整えられていました。

日々更新される行動フローをスタッフ全員で読み合わせている様子を見て、改めてチームの安全意識の高さを感じました。
単なるルールの確認ではなく、災害時のさまざまなケースにどう対応すればいいか、ひとつひとつ丁寧に共有されているのが印象的でした。
こうした日々の読み合わせや確認の積み重ねがあるからこそ、スタッフたちは安心して訪問に臨めるんだなと実感しました。
チームに分かれたミーティング
後半は、各エリアごとのチームに分かれてのミーティングです。スタッフはそれぞれ担当しているこどもやご家庭の具体的なケースを持ち寄り、日々の訪問での関わり方やサポートの工夫について意見交換を行います。
「最近はこういった活動をしてこんな反応があった」「お子さんやご家族との関わりで工夫していること」といった具体的なやり取りが交わされ、互いの経験や、対応の工夫などが共有されていました。

各エリアごとのチームで具体的なケースを持ち寄り、意見交換している様子がとても印象的でした。一人で訪問する現場だからこそ、互いの体験や工夫を共有できる時間は貴重で、スタッフ同士の信頼や連携の強さが伝わってきました。
こうした場があることで、日々の訪問の中でどう関わるかを迷ったときにも、頼れる仲間や参考になる考えがすぐそばにあるのだなと感じました。
ナンシーで働く魅力
今回の取材で印象的だったのは、事業の現状がスタッフ全員に驚くほどオープンに共有されていたことでした。スタッフ一人一人を仲間として信頼しているからこそ、情報を分け合い、ともに考える文化が根づいているのだと感じました。
また、日々の訪問先では看護師が一人でこどもやご家庭と向き合いますが、決して「独り」ではありません。現場での迷いや悩みは定例ミーティングで仲間と共有し、次の一歩を一緒に考えることができます。
「困ったときにはチームがいる」。その安心感があるからこそ、スタッフは自信を持って働くことができるのだと思いました。
こどもやご家族と向き合う時間に加え、同じ想いを持つ仲間とつながりながら働けること。それがナンシーで働く大きな魅力です。
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