2025年6月末、フローレンスの病児保育を運営する「おやこレスキュー局」では、半期に一度恒例の「局会議」が開催されました。訪問型病児保育の現場を支える保育スタッフをはじめ、看護スタッフ、事務局スタッフなど、普段はそれぞれの場所で活動しているメンバーが一堂に会する貴重な機会です。
今回は、午前中に局会議、そして午後には交流会も実施された一日の様子をお届けします。

事業概要の説明
開会の挨拶に続いて、マネージャーの宇野澤さんより、おやこレスキュー局の事業概要について詳細な説明が行われました。利用者の方々からの声、そして具体的な利用状況の推移などが、実際の状況を踏まえて丁寧に共有されました。収益や会員数の動向、保育依頼数、そしてそれらを支える保育スタッフ数など、多岐にわたるデータが示され、おやこレスキュー局全体の「今」を深く理解する時間となりました。
数字が示す現状と課題、そしてこれからの展望について、参加者全員が同じ目線で向き合うことで、日々の一件一件の保育が、事業全体にどのように貢献しているかを実感できる機会となりました。
「どんなおやこのピンチをどう支えられる?」ワークショップ
続いて、「おやこのピンチにかけつける!」という使命を持つおやこレスキュー局として、訪問型保育で他にどのようなおやこのピンチを、どのように支えられるのか、グループに分かれて意見交換を行いました。
それぞれの現場で見てきた多様な家庭環境や親御さん・お子さんの悩み、自身の育児中に困ったこと、誰かの身近な人が気にしていたことなど、様々な職種・立場のスタッフが集まったことで、多種多様なアイデアが生まれました。
新入社者と長期勤続者の紹介
最近入社したスタッフと、逆に長期間にわたって活躍しているスタッフの紹介が行われました。長いスタッフで約20年。長年にわたりフローレンスの病児保育を支えてきたスタッフには、金色に縁取られたゴールドIDカード(いわゆる社員証)が贈呈されました。
20年間続けてこられた秘訣も語られ、互いにリスペクトが溢れる場となりました。

午後は交流会!
午後には、3ヶ月ぶりに交流会を実施しました。おいしい食事を囲みながら、仕事の話からプライベートな話題まで大いに盛り上がりました! 恒例のビンゴゲームや、共通点のあるスタッフ同士で集まって話すなど、いつものメンバーはもちろん、初対面でもコミュニケーションが取りやすいよう工夫されており、笑い声が絶えない時間でした。

このような交流会は、普段なかなか顔を合わせる機会の少ないスタッフが横のつながりを深め、さらには現場の保育スタッフと、それを支える看護スタッフや事務局スタッフが連携を強めるためにも大切な機会です。
互いの顔を知り、直接話すことで、よりスムーズな連携と、いざという時の「誰かに相談できる安心感」が育まれます。訪問型であっても仲間と支え合いながら働けることを大切にしたい。働く場所は離れていてもチームで安心して保育をするために、今後もこのような顔が見える交流の場を、引き続き開催していく予定です。

保育スタッフ募集中!「一人」だけど「独り」じゃない訪問型のお仕事
改めまして、フローレンスの病児保育では、保育や子育ての経験を通じて、保育スタッフとして、ともに親子支援に携わってくれる方を大募集しています。随時開催中のお仕事説明会では、現時点での応募意欲は問いませんので、ぜひお気軽にお申し込みください。