フローレンスの病児保育を運営するおやこレスキュー局では、年に2回、「局会議」というイベントを行っています。病児保育の現場を支えるおやこレスキュー隊員(保育スタッフ)だけでなく、看護スタッフ、事務局スタッフなど、普段は別の場所でそれぞれ病児保育を支えているメンバーが、一堂に会する大きなイベントです。
今回は、梅雨に入ったばかりの6月末に行った、2024年度上期局会議の様子をお届けします。神保町オフィスに総勢123名の賑やかな会となりました。
おやこレスキュー隊員へ
冒頭、会長の駒崎よりビデオメッセージが届けられ、体調不良のお子さんの12万回の「つらい」1日を「楽しかった」に変えてきた、おやこレスキュー隊員への感謝が伝えられました。
フローレンスの病児保育は、フローレンス創業のきっかけとなった事業であり、病児保育の歴史はフローレンスの歴史と言っても過言ではありません。訪問型病児保育事業が始まった約20年前は、「なんで親を甘やかしてるんだ」という声もありましたが、今や世の中に無いと困る存在になりました。
20年の継続が、世間の認識を変えてきました。病児保育を通じて、子育てと仕事の両立ができる、あるべき未来を作ってきました。そしてこれからも、こどもを親だけでなく社会で育む社会へ、わたしたちは訪問型の保育を通じて挑戦していきます。
もうすぐ20周年を振り返るワークショップ
フローレンスの病児保育は、来年で20周年を迎えます。20年前は小学生だった人も、別の仕事に従事していた人も、ベテランも新人も混ざって、それぞれの「フローレンスの病児保育」の歴史を振り返るワークショップを実施しました。
入社理由、この仕事をやっててよかったこと、嬉しかったこと……
振り返りながら、グループ内で共有し合い、その後全体で発表しました。
日々、多くのおやこのピンチにかけつける中で、今改めて自分がなぜ訪問型病児保育に携わろうと思ったのか、立ち返る時間となりました。
午後は交流会!
3ヶ月ぶりに交流会を実施しました。日頃の訪問型保育では、他のスタッフと直接顔を合わせてお話しする機会を取りにくいのもあってか、久々の交流に大盛りあがり!
食事やドリンクを囲みながら、楽しく賑やかにお話しするスタッフの姿がたくさん見られました。
普段はマンツーマンの保育だからこそ、横のつながりを作れる機会として、あるいはご家庭に赴き保育をするおやこレスキュー隊員と、支える看護や事務局スタッフが顔を合わせる機会として、今後もこのような交流会を実施していきます。