フローレンスでは、風邪などで保育園に登園できないお子さんをご自宅で保育する「訪問型病児保育」を提供しています。
2005年の開始時は38世帯だった会員数も、2017年には5,000世帯超。今までお預かりした病児保育件数の累計は38,000件を超えています。
わたしたちは、「安心・安全・感動の病児保育」を理念として掲げていて、そのためにも病児保育スタッフの研修・育成には非常に力を入れています。
病気のお子さんを安全にお預かりし、その1日をより良いものにするために、そして親御さんの子育てに伴走するためには、常に学び続けばならないと考えているからです。
今回は、病児保育の担い手であるこどもレスキュー隊員(病児保育スタッフ)の育成を担う、「研修担当」を募集します。
現在、こどもレスキュー隊員は約100名。年齢は20代から60代まで、さまざまな経験やバックグラウンドをもつスタッフが働いています。
そのこどもレスキュー隊員が、「病児保育のプロ」として、日々スキルアップし、生き生きと活躍できるように育成・サポートするのが「研修担当」の仕事です。
研修の企画、講師、面談など幅広い業務にたずさわり、研修業務を通して「安心・安全・感動の病児保育」を支えていただきます。
保育現場での経験を活かして、保育スタッフの育成やサポートに関わりたい方のご応募をお待ちしています!!
こんな方、お待ちしています!
- お子さんの生命を預かる現場の「安心・安全」を研修を通して全力でサポートする意欲のある方
- 人の成長に喜びを感じる方
- 親御さん、お子さん、こどもレスキュー隊員、会社、それぞれの立場を踏まえて物事を考えることができる方
- さまざまな状況に臨機応変に対応できる方
- 相手の気持ちに寄り添い、丁寧に聴く・伝えることができる方
- 業務の仕組みの課題を設定・提案し、自ら改善する意欲のある方
- 多様な保育観、仕事観を受け入れる柔軟性のある方
- 自分の担当業務に拘らず、事業部内のさまざまな業務に柔軟に対応できる方
病児保育の「研修担当」ってどんなお仕事?
こどもレスキュー隊員を経て、現在病児保育事業部で研修担当を務めている平井に、仕事のやりがいや、研修担当として心がけていることなどを聞きました。
平井さんは、保育園で働いた後、フローレンスに入社されたんですよね?
学校を卒業して、3年間集団保育を経験しました。そのあとマンツーマンの病児保育に興味をもって、フローレンスに転職しました。こどもレスキュー隊員として働きながら、研修のお手伝いをすることになり、その後異動して研修の主担当になりました。
前職で多くのお子さんや親御さんと関わった経験は、今、研修担当としての業務にとても役立っています。
また、集団保育の現場では、スタッフ一人一人が様々な保育観を持っていますので、”いろいろな保育観”があって”いろいろな人”がいることを知れたのも良かったと思います。
それまで研修や育成に関わったことは?
“人に教える”という経験は、フローレンスが初めてです。病児保育スタッフとして働きながら、自分の卒業校に講義に行ったり、社内研修の補佐をすることからスタートしました。
最初は少し不安もありましたし緊張もしましたが、今はより良い研修、質の高い保育を目指して、日々業務に取り組んでいます。
研修担当として、どういったことに気をつけていますか?
保育面でも、コミュニケーション面でも、マンツーマン保育と集団保育では違う点がたくさんあります。
その違いを理解し、「マンツーマン保育ではこんなスキルがいるよね」「だったらこういったところをのばしたい」「そのためにはこんな研修がよいのでは」と研修案を組み立てています。
また、フローレンスのこどもレスキュー隊員は100名近くいて、皆さん異なるバックグラウンドを持っていますので、研修の進め方や伝え方も、個々に合わせたコミュニケーションを心がけています。
どんな人が研修担当に向いていると思いますか?
一番は「人の成長に喜びを感じる」ことのできる人でしょうか。こどもレスキュー隊員は皆さん、それぞれスキルも考え方もライフスタイルもバラバラです。
フローレンスの病児保育の手順も、「~しなければならない」「~である」「~すべき」とはっきりとくくりきれない部分があります。そういった時に、柔軟に一人ひとりに寄り添うことができる、こどもレスキュー隊員と一緒に研修担当も育っていけることが大切です。
裏方のサポート仕事ですが、こどもレスキュー隊員の成長を直に感じることができる、やりがいのある仕事です。
いろいろなスタッフがいて、いろいろな考え方があることが、この仕事の難しいところでもあり、とても良いところでもあると思います。一緒に「フローレンスの病児保育」の下支えをしてくださる方をお待ちしています!!