2018年も、フローレンスに新卒のスタッフが入社します。2017年10月には内定式を行いました。内定式では一人ひとりに抱負を述べてもらい、代表理事の駒崎が内定証書を手渡しました。
現在は4月に内定者の皆さんをあたたかく迎え入れることが出来るよう、事務局一同、着々と準備を進めています。
今年度、わたしたちは入社までの期間に、内定者の皆さんに課題などは出さないことにしました。
なぜでしょうか。
わたしたちが目指す組織のすがたに、「志の大地に多様性が茂る━ 森のように」があります。
フローレンスが新卒採用を行うのは、この多様性を育むためでもあります。
フローレンスに新しい風を吹かせる内定者の皆さんには、学生時代を思いきり楽しみ、学生時代にしか出来ない経験をたくさん積んで、元気いっぱいの姿で入社して欲しい。
しかし、内定者からは、「入社までに準備しておいたほうがいいことは有りますか?」という質問も頂いていました。
内定者の皆さんに喜んでもらえて今後の役にも立ち、コミュニケーションにもなることってないだろうか。
そこで、今年は本を贈ることにしました。フローレンスのディレクター、マネージャーが「内定者に贈りたい1冊」を選書し、内定者一人ひとりに、異なる本を贈りました。
内定者からはこんな感想をいただきました。
頂いた書籍は、先日読み終わりました。何事も強い意志を持ち、様々な視点から物事を考えていくことで良い方向に進むのだと改めて感じました。残り少ない学生生活にも、今後始まる社会人生活にも活かしていきたいと思います。同期の本を読むのも楽しみです。
贈る本とともに、選者から一言メッセージを添えました。一人一人想いのこもったメッセージだったのですが、その中に、こんな一言がありました。
働くことの素晴らしさ、大切さを知ってほしいと思い、今まさに働き出そうとするみなさんにこの一冊を贈ります。
諸説ありますが、「働く」の語源は「傍(はた)を楽にする」といわれています。「はた」というのは他者のことです。働くというのは、他者を楽にしてあげる、ということです。
ぜひ、内定者の皆さんには社会に出ること、そして、フローレンスで働くことを通して、誰かの笑顔をつくって欲しいなと思っています。
心より皆さんの入社をお待ちしています!