こんにちは!フローレンスで新卒保育士の採用育成を担当している田中です。
今回は、今年4月に入社した新卒スタッフ2名の「配属までの歩み」をご紹介します。
フローレンスでは、入社後半年間を「研修期間」としています。
すぐに担任になったり、一つの園に配属されるのではなく、半年かけていろいろな保育現場を経験するるため、視野を広げることができます。
「フローレンスに入社したらどんな風に働くのかな?」
「どんな研修があるの?」
と気になった方はぜひ最後までご覧ください!
最初は本社での研修からスタート!
フローレンスでは入社前の3月は研修を一切行わず、4月から研修が始まります。
4月1日に入社式をしたあと、最初の一週間は本社で研修です。
保育理念や方針について理解を深めたり、ビジネスマナーやITツールに関する研修だけでなく、一緒に入社した同期スタッフとのチームビルディングの時間もあります。
こうした本社での研修は、保育現場での研修が始まった入社2週目以降も、週1回~月2回程度のペースで定期的に開催しました。日々の保育の振り返りをしたり、同期スタッフとゆっくりコミュニケーションを取る機会になっています。
いよいよ保育現場へ!最初は認可保育園
4月の2週目から6月末までの約3ヶ月間は「みんなのみらいをつくる保育園(通称みんつく)」で研修です。乳児クラスと幼児クラスを1ヶ月半ずつ経験しました。
日々の活動やお散歩、食事や着替え・排泄の介助、お昼寝の見守り等、一人の先生としてこどもたちとかかわりました。
「寝かしつけがうまくできない…」「こどもたちとどうコミュニケーションを取ったらいいのかな…」と悩むこともたくさん。
新卒スタッフには担当の先輩スタッフが一人ずつついていたので、困ったときには質問したり、「どうすればよかったかな?」と一緒に振り返りをして、試行錯誤を繰り返しました。
次は障害児保育園ヘレン!医療的ケア児の保育を学ぶ
7月から1ヶ月間は、「障害児保育園ヘレン」で研修です。ヘレンでは、医療的ケア児や重度心身障害児を長時間お預かりする保育園として、集団での活動と、こどもたち一人一人の個別のかかわりを、どちらも大切にした保育をしています。
保育活動の参加だけでなく、送迎バスへの同乗や保育記録の記入など新しいことにも挑戦。
医療的ケア児とかかわることが初めてで、最初は戸惑うこともたくさんありましたが、「障害の有無にかかわらず、こどもの姿をじっくりと見つめることで、その子の気持ちや変化に気づくことが大切なんだ!」という大きな学びを実体験から得ることができたようです。
次は病児保育!施設型と訪問型の両方の保育を経験
8月から9月の2ヶ月間は主に「病児保育」の研修です。
「こどもが熱を出して保育園に預けられない…」そんなおやこのピンチに駆けつけるのが、フローレンスの病児保育。
前半は、フローレンスが運営する病児保育室での勤務を通して、病気のお子さんへの関わり方について学びました。
後半は、訪問型の病児保育にも挑戦。座学研修を受けたあと、実際に先輩スタッフの訪問に同行しました。
新卒スタッフからはこんな感想が!
「こどもの機嫌が悪くなるということは、何かしらの体調・症状変化があったと捉え、いろんな視点から観察することで、対処を考えながら過ごすことができた」
「訪問保育では、家の様子も気にかけ、避難時に倒れてきそうな家具などを把握しておくことが大切だと教わった」
こどもとの関わりはもちろん、訪問保育ならではの気づきもあったようでした!
10月からの配属を発表!ドキドキの配属面談
さまざまな保育現場で研修をしてきた新卒スタッフ。研修期間を終えて配属される時期が近づいてきました。
配属先の発表は、個別の配属面談で行います。9月の頭、いよいよその面談日がやってきました。朝からソワソワしている2人です。
人事マネージャーと配属先事業のマネージャーがいる部屋に1人ずつ入って配属先の発表です。
その気になる配属先は…2人とも病児保育でした!
入社前から病児保育の仕事を希望していた2人なので、希望の叶う配属でわたしもとても嬉しいです!
研修最後の日の報告会では、新卒スタッフそれぞれがこんな意気込みを話してくれました。
大切な命を預かるという責任をもって、保育に携わりたいです!
いろんな現場を経験したからこそ、それぞれの視点をいいところどりしたいです!
2人の活躍がこれから楽しみです!
※新卒研修の内容は毎年検討しバージョンアップしています。2025年入社の新卒研修は上記と変更がある可能性がございます。