【障害児保育・支援】処遇改善！安心して続けられる職場を

「想いを持ってフローレンスの障害児保育・支援の現場に飛び込んだスタッフが、長くすこやかに働き続けられる職場をつくっていきたい」という願いを持ち、これまでも、働きがい・働きやすさの向上のほか、給与面でも改善を続けてきました。

この度、フローレンスでは2024年5月より、「フローレンスの障害児保育・家庭支援」に従事するスタッフを対象にした処遇改善を実施します。

処遇改善の内容

（１）資格手当

看護師の資格手当を増額します。

対象：障害児保育・支援に関わる看護スタッフ

働き方	増額
月給制（週5日勤務）	月額6,000円増額（合計41,000円）
月給制（週4日勤務）	月額4,800円増額（合計32,800円）
時給制	現行の時給金額に30円増額（合計金額はポジションによって異なります）

（２）職務手当

保育スタッフの処遇改善手当を増額します。

対象：障害児保育園ヘレン・インクルーシブひろばベル および 医療的ケアシッターナンシーに所属する保育スタッフ　

働き方	増額
月給制（週5日勤務）	月額9,000円増額（合計18,000円）
時給制	現行の時給金額に50円増額（合計額はポジションによって異なります）

✦給与や各種手当、福利厚生などの詳しい情報につきましては、採用サイトをご確認ください。また、採用説明会の中でもしっかりご説明いたしますので、どうぞお気軽にご参加ください。

フローレンスの障害児保育・家庭支援

「医療的ケアの必要なこどもが通える保育園が、どこにもありません」。フローレンスに届いた母親の声から、私たちの障害児家庭支援が始まりました。「自宅で母親がケアするもの」があたりまえだったなか、日本で初めて専門的に医療的ケア児を長時間預かる保育を実現。

以来、施設型の「障害児保育園ヘレン」、自宅に保育スタッフが訪問する「障害児訪問保育アニー」、自宅に看護師が訪問する「医療的ケアシッター ナンシー」の3つの事業で、親子の選択肢と可能性を広げる支援を展開しています。

医療的ケアができるのは専門職と家族だけ。看護と保育の力で、孤立しがちな家族への支援も目指しています。

今回の処遇改善の背景

今回の処遇改善の目的は、現場の最前線で支援を届けるスタッフの満足度の向上です。そしてもう一つ、その結果として、より多くの障害児家庭に保育・支援を届けることです。

フローレンスの障害児保育・支援は、一つ一つの事業が、日本に他とない新しい取り組みばかり。日々、現場で試行錯誤し、全力で障害児親子と向き合うスタッフがいてこそ、多くの園児・利用者に支援を届けることができています。看護スタッフ、保育スタッフが処遇面でも満足し、今後も長くともに働けることを目指し、今回の処遇改善を決定しました。

現場の第一線で活躍するスタッフが、「この仕事をしていてよかった」と心から思えるように、今後も引き続き、さまざまな改善施策を実現していきます。

そして、障害福祉の領域でこどもたちやそのご家庭に対して力を尽くしているスタッフの処遇向上を継続的に国に対して強く訴えることも、併せて行ってまいります。