求人情報(中途採用)

すべての子と親を“孤立”させない伴走型デジタルソーシャルワーカー

対人支援職(相談員・その他)

「こどもたちのために、日本を変える」。

フローレンスは、困りごとに直接働きかける事業開発、事業を運用していくために必要な新しい制度の提案、人々の価値観や意識に働きかける文化創造という3つの側面から社会課題解決と価値創造に取り組んでいる、国内最大規模の認定NPO法人です。

募集の背景

わたしたちは、全国のこども・子育て家庭・妊産婦とLINEでつながり、雑談・相談を行い、必要に応じて地域・行政の支援につなげながらオンラインで伴走支援する「おやこよりそいチャット」・「にんしん相談」等のサービスを複数運営しています。

そして、LINE(デジタル)を使った相談支援を行うスタッフが”デジタルソーシャルワーカー”です。

デジタルソーシャルワーカーは、LINE等で相談者と直接やり取りし、必要に応じて、地域・行政の支援機関につなげるなど、伴走型支援を提供します。

きっかけはコロナ禍のSOS

コロナ禍の2020年、東京に拠点をおく弊会に全国の親子から「明日食べるものがない」「誰にも相談できない」等、数百件ものSOSが届いていました。

どうして近くの行政・地域の支援者ではなく、わざわざ遠くのNPOを頼るのか?1件1件のSOSに食料支援を続けていても「焼け石に水」ではないか?

疑問を持ちながら、彼らの背景を紐解いていくうちに、既存の福祉の課題に気づきました。困っている親子は、さまざまな理由から「助けて」と言いづらい状況に置かれていたのです。

フローレンスに届いた保護者からの声
フローレンスに届いた保護者からの声

「助けて」と言いづらい背景には、支援が届くまでのハードルの高さがあります。

例えば、困っている人たちが自分で相談窓口に足を運び、困りごとを言語化し申請手続きをしなければいけない「申請主義」や「窓口型支援」があります。

また、自治体の予算や支援機関の数に地域差があることにより、「社会資源の地域格差」が起こっています。

その結果、困っていても、住んでいる地域によって、支援にめぐり合えない人が生み出されてしまうのです。

そこでわたしたちは、「助けて」と言えなくても、社会資源が少ない地域に住んでいても、どんなご家庭にも支援が届くようにしたいと考えデジタルソーシャルワーク事業を始めました。

より多くのご家庭の笑顔があふれる社会をつくるには、あなたの力が必要です。

仕事の魅力

フローレンスのデジタルソーシャルワークでは、全国各地の専門職がチームになって対応しています。資格や過去の実務経験は多岐にわたります。

以下のようなスタッフがデジタルソーシャルワーカーとして活躍しています。副業中の方や、子育て中の方も大歓迎です。

デジタルソーシャルワーカーの保有資格(一部)

社会福祉士、社会福祉士主事、児童指導員、保健師、看護師、保育士、認定心理士、相談支援員、児童発達支援管理責任者、キャリアコンサルタント、障害者総合支援法おける相談支援専門員

デジタルソーシャルワーカーの実務経験(一部)

医療機関、通所介護、学童保育、依存症回復施設、社会福祉士養成の専門学校、児童相談所一時保護所、デイサービス相談員、就労継続支援、生活訓練、子育て電話相談員、更生保護施設、保育施設、障害児通所支援事業、厚労省外郭財団、学校法人、サポートステーション、行政等相談員、大学・研修講師

今はまだ自信がなくても、わたしたちの事業に共感してくださる方からのご応募を歓迎します。ご応募をお待ちしております。

募集要項

詳細
採用人数若干名
契約形態業務委託
契約期間初回契約期間3ヶ月
その後、双方の合意をもって1年毎の契約更新
勤務地応相談(フルリモート勤務OK)
※全国からの相談を受けているため、案件によっては日帰り等での国内出張をお願いする場合があります。
仕事内容【SNS相談業務】
 ・LINEでの相談対応(子育てや暮らしの困りごと)
 ・相談記録の作成
 ・相談支援業務の企画設計・マニュアル等の作成
 ・外部の支援機関・支援団体との連携・調整
 ・定例会議等への参加

【にんしん相談業務】
 ・LINEでの相談対応(妊娠相談)
 ・電話・対面での相談対応(カウンセリング、病院や行政手続きの同行支援等)
 ・相談記録の作成
 ・相談支援業務の企画設計・マニュアル等の作成
 ・外部の支援機関・支援団体との連携・調整
 ・定例会議等への参加
必要な資格以下のいずれかの資格をお持ちの方
・保健師
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・心理士(臨床心理士、臨床発達心理士、公認心理師)
・看護師
・保育士
必要なスキル・経験【必要なスキル・経験】
・社会人経験をお持ちの方
・支援計画を立てたうえで、相談者に一定期間、継続した支援を行ったことがある方(親子の支援に限らない)
・行政や地域の支援団体との連絡調整や、協働して支援を行った経験がある方
・多様な経験や価値観を持つチームメンバーと協働していける方
・PCや各種ITツールの基本操作ができる方(文字入力がスムーズにでき、使ったことのないITツールでも使ってみようと思える方)
・インターネットを活用した情報収集力がある方(全国各地の社会資源の情報を調べる必要があるため)

【必要な資質】
・自身の専門性や経験にしばられず、他者からのフィードバックを受け入れられること
・曖昧な状況や変化に対する柔軟性、寛容さを持っている(持ちたいと思える)こと
※チャット相談は社会的にも新しい試みのため、試行錯誤しながら、相談対応を行っています。
※ご家庭のニーズに合わせて柔軟に対応する必要があるため、デジタルソーシャルワーカーや事務局の垣根を超えて、チームで考えることを大切にしています。
※また、法人全体として、ご家庭のニーズに合うように事業を変えていくことを重視していることから、現状維持ではなく、日々、変化することも大切にしています。

【このような方は尚歓迎します】
・既存の支援の枠組みにとらわれずに、相談者にとって必要な支援を粘り強く考え、実行することができる方
・主訴と事実、見立てを分けて言語化する力がある方
・支援、相談業務に加えて、新規事業の開発に関心がある方
・以下についての知見や対応経験がある方
※SNSやチャットでの相談
※精神疾患
※発達障害
※子育て相談
※経済的に厳しい方向けの各種制度
※希死念慮や自殺企図がある方の支援
勤務時間・月~金のうち週3日以上
・週18時間以上(1日6時間相当)
※勤務時間帯は平日(祝日除く)9:00~19:00です
※働き方のご希望(勤務時間や曜日など)がある方は職務経歴書の記載欄にご記入ください
業務委託費委託する業務内容と業務量に応じてかかる時間数(目安)×2000円程度/時間で算出
備考・OJTや研修制度、スーパーバイズなどの育成体制があります
・デジタルソーシャルワーカーのみなさんが安心してお仕事できるように心がけています
・在職中の方は面接にて入社日のご相談可能です!!まずはご応募ください
・現時点ではデジタルソーシャルワーカーは全員フルリモートで活躍しています(もちろん出社も歓迎)
・東北や関西、中四国など、関東以外に住んでいるスタッフも多いです
・フローレンスではさまざまなバックグラウンドを持った人が働いており、多様性を大切にしています
・在宅(リモート)勤務におけるご自宅のインターネット環境は各自ご準備いただきます(パソコン貸与あり)
問い合わせ先oyako-yorisoi@florence.or.jp
03​-​4346​-​0752(直通)
※電話対応時間9:30~17:00
※基本的に「メール」でお問い合わせください

応募方法

「応募フォーム」に履歴書、職務経歴書(指定フォーマット)添付の上ご応募ください。履歴書・職務経歴書は応募フォームよりダウンロードいただけます。

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