続・芋掘り遠足から広がっていく食育活動!〜焼き芋会〜【みんなのみらいをつくる保育園 初台】

みんなのみらいをつくる保育園 初台の芋掘り遠足・焼き芋会を実施するまでのエピソード、「芋掘り遠足から広がっていく食育活動!〜芋掘り遠足から〜」の続きです。

焼き芋会を行う当日は朝から皆ワクワクした様子でした。
いつもより少し早くお昼寝をし、プレーパークに向かうつくる組(3・4歳児)の子どもたち。
現地に着き、荷物を降ろして焼き芋の準備を始めようとすると…近隣の小学生二人が「何するのー?」と声をかけてくれました。

保育士「焼き芋をこれからするんだよ」

小学生「そうなんだ!私達もさつま芋とりんご買ってきたから焼こうと思ってたんだ」

保育士「偶然だね!せっかくだから一緒にやろうか?」

小学生「いいよー!」

と、トントン拍子に話は進んでいきました。
実はこの小学生達は、このプレーパークの常連らしく、今まで何度か火を使った活動をしていたそうで、焚き火のやり方を熟知している子達だったのです。
その後はその二人の小学生と一緒に準備を始めました。

レンガを敷いて土台を作るところから、火の元になる枝や炭の配置に至るまで…

小学生の子達から「ここはもう少し平らな方が良いよ」「炭はもう少し小さい方が良いかもね」と的確にアドバイスしてくれます。

園の子どもたちもそれに習って 「レンガまだ足りない?」「枝は短い方が良いかな?」と小学生の二人に聞きながら準備をしていきました。

そして、あっと言う間に焚き火の土台が完成!
早速火をつけるとメラメラ燃えていきます。

火力が足りないと、小学生の子達から「もう少し枝を入れたほうが良いかも!」とすかさず教えてくれ、園の子どもたちと一緒に枝を追加してくれたり、「うちわで扇ぐと火が強くなるからやってみよう」とうちわを子どもたちに配って「せーの!」と皆で扇いだりしてくれました。

保育士は安全配慮を行いつつ、小学生達と園の子どもたちが楽しんでいる様子を見守りました。

火が落ち着いてきたので、焼き上がるまでの時間で、初めての試み『野外でのサークルタイム』を実施しました。一緒に活動してくれている小学生の二人も参加してもらいました。

今回のテーマは「寒い日に外で食べたいもの」でした。

「温かい煮物」
「さんまの焼き魚」
「肉まん」
「お味噌汁」
「みかん」
「豚汁」
などなかなか渋くも的確なチョイスをする園児達。

小学生にも聞くと
「おでんの牛すじかな!」
とこれまた渋い回答で思わずみんなで笑ってしまいました。

サークルタイムが終わるとお待ちかねの焼き芋を食べる時間になりました!

下火になってきているとはいえ、まだまだ焼き芋は熱々なので、栄養士が軍手をして一つ取り、アルミホイルと新聞紙を剥がしていきます。
剥がしていくと大量の湯気が焼き芋から立ち昇り、それを見てさらに期待が高まる子ども達…

アルミホイルと新聞紙が取れてさつま芋が顔を出す頃にはなぜかその場は静まり返っていました…

栄養士が「せーの!」という掛け声と共に熱々のさつま芋を半分に折ると、美味しそうな黄色い断面が見えました。

その瞬間「わー!」「すごい!」という歓声と共に自然と拍手が沸き起こりました!

皆に順に行き渡り焼き芋を食べ始めました。
「美味しい!」
「温かい!」
「あまーい!!」
と大好評でした。

あっと言う間に食べ終わり、焚き火の片付けが始まりましたが、ここでも小学生二人が活躍してくれて、保育士の出番はほとんどなく、園の子どもたちと小学生達で片付けを済ませてくれました。

最後はプレーパークのスタッフさんと、たくさんいろいろなことを教えてくれた小学生達に、ありがとうの気持ちを伝え、園に戻りました。

今回の活動は子どもたちの「焼き芋をしたい」という意見から始まりました。
そこに保育士達の実現させてあげたい「情熱」偶然出会った小学生の自然な「優しさ」が加わって、素敵な活動になりました。

東京のど真ん中でもこんな体験ができるんだと、新たな保育の可能性を感じることができ、職員達にとっても有意義な学びの時間になりました!

「みんなのみらいをつくる保育園」では、これからも様々な体験を作り出す保育にチャレンジしていきます!
ぜひ一度遊びに来てください。

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